メニュー

骨粗鬆症

骨粗鬆症とは

骨は、毎日、古い部分を分解・破壊し(骨吸収)、新しい骨をつくって(骨形成)生まれ変わっています。
この骨の新陳代謝がうまくいかなくなると、骨がスカスカになり、骨粗鬆症になります。

正常な骨の場合:正常な骨では、骨吸収と、それを補う骨形成のバランスが保たれています。
骨粗鬆症骨の場合:骨吸収が骨形成を上回ると、骨粗鬆症になります。

骨粗鬆症になるとどうなるのか

骨折を起こしやすくなります。
骨折を起こしやすい骨は…

  1. 背骨(腰椎)
  2. 太ももの付け根(大腿骨頚部)
  3. 手首(橈骨遠位端)
  4. 腕の付け根(上腕骨近位部)

検査・診断

当院では(DXA法)腰椎と大腿骨近位部でガイドラインに基づき正確に測定しております。

(東洋メディックのHPより)

治療方法

食事療法

骨を元気にする栄養素・食品

カルシウム

骨に重要なカルシウムが多い食品:牛乳、ヨーグルト、小魚

ビタミンK

骨の形成を助けて骨を強くするビタミンKが多い食品:納豆、ほうれん草、ブロッコリー、レタス

ビタミンD

カルシウムの吸収を助けるビタミンDが多い食品:鮭、干し椎茸、卵、キクラゲ

運動療法

筋力訓練、歩行訓練、リハビリテーション

薬物療法

骨粗鬆症の治療薬には、

骨粗しょう症の薬は大きく3つに分類されます。
(1) 骨吸収を抑制する薬
骨吸収がゆるやかになると、骨形成が追いついて新しい骨が骨の吸収された部位にきちんと埋め込まれ、骨密度の高い骨が出来上がります。 女性ホルモン製剤(エストロゲン)、ビスフォスフォネート製剤、SERM(塩酸ラロキシフェン、バゼドキシフェン酢酸塩)、カルシトニン製剤、デノスマブ
(2) 骨の形成を促進する薬
活性型ビタミンD3製剤、ビタミンK2製剤、テリパラチド(副甲状腺ホルモン)
(3) その他
カルシウム製剤

代表的な注射製剤

①ビスホスホネート製剤

ビスホスホネート製剤は骨粗鬆症に用いる治療薬のなかでも特にメジャーな存在であり、注射だけでなく内服薬としても処方されます。

アレンドロン酸やリセドロン酸、イバンドロン酸、ミノドロン酸、ゾレドロン酸などが代表的で、破骨細胞の働きを抑える高い効果が期待できます。

②デノスマブ製剤

デノスマブ製剤はビスホスホネート製剤よりもさらに強力な効果が期待できる注射製剤です。

半年に1回程度の皮下注射です。

③テリパラチド製剤

テリパラチド製剤は骨芽細胞の働きを促進させる効果のある注射製剤です。

特に骨折のリスクが高い場合に用いられることが多く、毎日または週に2回程度の皮下注射です。

④ロモソズマブ製剤

ロモソズマブ製剤は最新の注射製剤であり、骨粗鬆症に対してもっとも効果が期待できるとされています。

毎月1回、1年間にわたって皮下注射です。

 

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME